2011年2月20日日曜日

テンペスト 後篇

■ 池上 永一/テンペスト 第三巻 秋雨


■ 池上 永一/テンペスト 第四巻 冬虹


1,2巻に続いてお借りしたもの。
いろいろ無理があるだろうという展開だけど、初期設定から無理があるので気にしないで読み進められる。
歴史とリンクしているのでそれも良い。
琉球王国側から見た歴史に関わる作品を読んだのはこれが初めてかも。
とはいえ、そこまで波乱万丈じゃなくてもいいのになー。安住の地かと思いきやすぐに逆境に立たされる主人公とそれを取り巻く人たちはほんと大変だ。

2011年2月19日土曜日

堀江 貴文/君がオヤジになる前に

■ 堀江 貴文/君がオヤジになる前に


Twitterで堀江氏のコメントを見ていて、思ってた人と全然違った。
一連の事件の時の報道、人となりも情報操作されてたみたいで。
で、興味を持って読んでみた。
全てが全てではないけれど、共感できることが多くて。
この人と仕事をしてみたいと思った。

2011年2月10日木曜日

テンペスト 前篇

■ 池上 永一/テンペスト 第一巻 春雷


■ 池上 永一/テンペスト 第二巻 夏雲


本屋で見たときは「今なぜシェイクスピア?」と思ったけれど、琉球王国の話。

気にはなっていたけど、主人公が壮絶な人生で、きっと読んだらつらい、とずっと買わずにいたんだけどついに人から貸されてしまい、それでも手を付けられずにいたシリーズ。
読み始めたら予想通りほんとつらくて長期戦にしようと思ったのに、借りた2冊を一気読み。あーあー。

なんかチャングムーみたいだと思った。
あと伏線を「これが後に・・・」みたいに「伏線ですよー」ってわざわざ書くのがちょっとこの作風の中でイマイチと思う。
そういう風に書かれなくても、「ああ、あのときのが今!」ってわかったり推測したりするのがおもしろいのになー。なんか事件が起きそうになるたびに「ああ、あの明言してた伏線ね」ってわかっちゃうのがもったいない。
単にミステリの読み過ぎなのかもしれないけれど。

ともかく続きが気になることは確か。3,4巻も読まねば!

2011年2月7日月曜日

妖怪アパートの幽雅な日常

■ 香月 日輪/妖怪アパートの幽雅な日常 5


続編が出るのを待ちわびていたシリーズ。本屋で見たときは嬉しかったー。
主人公は高校生。
なんか若い子がまっすぐな話ってすがすがしくて大変に良い。
全部上手いこと解決する、ではないのがいい。どんなに思っていても変えられないものはある。それを受け入て成長していく。
今から続編が待ち遠しい。